カレーが美味しかった
カレーはいつの時も美味いとおもう
うちの爺様が北京に行った時に、食事をしようと入った店で「餃子」というはじめての漢字を見たらしい
とりあえず、指を指して注文したと言っていた
食べて思ったのは「こんな美味いもんは食べたことがない」
確かに餃子は美味い
どんな味なんだろうかとおもう
もう85年前とかそのくらい前の味
今の北京に行っても当時のものは味わえないような気がする
こんなに美味い物は食ったことがないとかいう、そういう感じになってみたい
饑餓的な食い物に対する欲望みたいなのが今の自分には無いようだ
小さい頃は当たり前のようにあった
駄菓子にだって飢えてた
甘いとかしょっぱいとか
父親やら爺様なんかの世代からすれば、まだ足りないというかもしれないが、空腹とそれをいっぱいにしようとする渇望と幸せがあったのは確かだ
甥っ子はとてもこんな幸せは持っていない
一人っ子なのも影響するのか、食べたい物は誰かがとっておいてくれるらしい
兎にも角に餃子は盧溝橋事件の前後くらいの話だと思う
話を聞いた時に餃子をこんなに特別に思ったことは無かった
ただ、いま思うのは焼き、水、蒸しどれ?
焼き以外に色々バリエーションがあるのを知ったのはもっとあと
それにしても腹減った。。
はらへった。。